畳（たたみ）文化

スクリプト

こんにちは！Namishodo 日本語（にほんご）レッスンのNamiです。

今日（きょう）の東京（とうきょう）の最高温度（さいこうおんど）は22°、最低温度（さいていおんど）は12°です。

だいぶ、あたたかくなってきました！

今日（きょう）のテーマは「畳文化（たたみぶんか）」についてです。畳文化（たたみぶんか）。

みなさん、そもそも「畳（たたみ）」何（なに）か分（わ）かりますか？

畳（たたみ）とは日本（にほん）の伝統的（でんとうてき）な家（いえ）に使（つか）われる床（ゆか）の材料（ざいりょう）です。

床（ゆか）の材料（ざいりょう）です。

この畳（たたみ）の原料（げんりょう）はイ草（ぐさ）です。

このイ草（ぐさ）は、夏（なつ）の暑（あつ）い季節（きせつ）は冷（つめ）たくなります。

冬（ふゆ）の寒（さむ）い季節（きせつ）には断熱効果（だんねつこうか）があります。

なので日本（にほん）の春（はる）・夏（なつ）・秋（あき）・冬（ふゆ）、それぞれの季節（きせつ）に合（あ）わせた快適（かいてき）な空間（くうかん）を作（つく）り出（だ）すことができます。

またその畳（たたみ）の材料（ざいりょう）である、イ草（ぐさ）は香（かお）りがあります。

この香（かお）りをうまく説明（せつめい）することがちょっとできないんですが、

すごくいい匂（にお）いがして、リラックス効果（こうか）があるとも言（い）われています。

まず畳（たたみ）の歴史（れきし）から少（すこ）し説明（せつめい）したいと思（おも）います。

畳（たたみ）の歴史（れきし）はすごく古（ふる）いです。

約（やく）1300年前（ねんまえ）の奈良時代（ならじだい）に

貴族（きぞく）が寝（ね）るための部屋（へや）として使（つか）われていたのが、始（はじ）まりだと言（い）われています。

なので、貴族（きぞく）の人（ひと）が寝（ね）るための小（ちい）さい部屋（へや）でしたね。

平安時代（へいあんじだい・794 to 1185 CE）になると寝（ね）るための部屋（へや）だけではなくて、

部屋全体（へやぜんたい）に畳（たたみ）が敷（し）かれるようになりました。

江戸時代（えどじだい・1603 to 1868）になると、この畳（たたみ）が庶民（しょみん）の家（いえ）にも普及（ふきゅう）し始（はじ）めました。

では畳（たたみ）で何（なに）をするかというと、いろいろな使（つか）い道（みち）があるんですけど

一般的（いっぱんてき）には小（ちい）さいテーブルと椅子（いす）を置（お）いて、休（きゅう）けいする場所（ばしょ）としてよく使（つか）います。

ほかにも、ベッドがない人（ひと）たちは布団（ふとん）を敷（し）いて寝（ね）たりする習慣（しゅうかん）が今（いま）でも残（のこ）っています。

わたしも子（こ）どもの時（とき）は、家族全員（かぞくぜんいん）で畳（たたみ）の上（うえ）に布団（ふとん）を敷（し）いて寝（ね）ていました。

日本（にほん）では畳（たたみ）の上（うえ）で行（おこな）われる習（なら）い事（ごと）が多（おお）くあります。

その習（なら）い事（ごと）の雰囲気（ふんいき）や精神性（せいしんせい）を高（たか）める役割（やくわり）を果（は）たしています。

たとえば柔道（じゅうどう）や弓道（きゅうどう）や空手（からて）なども、畳（たたみ）の上（うえ）で行（おこな）われることが一般的（いっぱんてき）です。

ほかにも茶道（さどう）や華道（かどう）や書道（しょどう）なども畳（たたみ）の上（うえ）で行（おこな）われます。

わたしの趣味（しゅみ）は茶道（さどう）なので、茶道（さどう）の練習（れんしゅう）をする時（とき）は必（かなら）ず畳（たたみ）の上（うえ）で練習（れんしゅう）をしています。

最近（さいきん）の新（あたら）しい家（いえ）では、畳（たたみ）がない家（いえ）も多（おお）いんですが、

まだまだ畳（たたみ）があるお家（うち）が一般的（いっぱんてき）に多（おお）くあります。

日本（にほん）の住居（じゅうきょ）において、畳（たたみ）というのは多（おお）くの意味（いみ）を持（も）つ文化（ぶんか）の1つです。

ぜひ日本（にほん）の家（いえ）に訪（おとず）れる機会（きかい）があったら、

畳（たたみ）の香（かお）りや感触（かんしょく）を体験（たいけん）してみてください！

もし畳（たたみ）について、興味（きょうみ）がある方（かた）、質問（しつもん）がある方（かた）は、

ぜひコメントにお願（ねが）いします♡

今日（きょう）はここまでです。聞（き）いてくださってありがとうございました♡

これからも日本（にほん）の文化（ぶんか）や面白（おもしろ）いテーマについて自由（じゆう）に話（はな）していきます！

これからもたくさん聞（き）いてくださると、うれしいです♡

はい。では、じゃあね。バイバイ！